ターゲットゴルフ | 日記 | 藤枝市ゴルフ工房！バルド５６８ＦＷ　２０２３モデル＋デラマックスＦＷ！カスタムクラブ！ターゲットゴルフ！

前回、紹介したＮ様のフェアウェイウッドです。
ドライバーと一緒に納品済みです。
 
選んでいただいた、ヘッドはバルドの２０２３モデルのコンペチオーネ５６８のフェアウェイウッドになります。
２０１９モデルの５６８を使っていただいていたので、新しいモデルへの変更です。
シャフトは、ドライバーに合わせ、デラマックスのフェアウェイウッド用シャフトの０５シリーズを装着しました。
３Ｗには、６０ｇ台のＸ、５Ｗには、７０ｇ台のＸを選んでいただきました。
 
５６８の前作では、ディアマナの７０g台を装着していたのですが、今回は、軽量化と、長さ短めがご希望でした。
その理由として、最近購入したＰＩＮＧの９Wが絶好調との事で、フェアウェイウッドの流れを９Wを基準に作りたいとのご要望でした。
ＰＩＮＧの９ｗは、純正の７５のＴＯＵＲのＸで、スペックは、４１．２５インチ、バランスＤ－１で重量は３５０ｇでした。一番心配していたのは、ＰＩＮＧのフェアウェイウッドについている純正グリップが、４６ｇと若干軽いグリップが装着されていたことでした。
その為、ＰＩＮＧの純正グリップを装着して流れを合わせる予定でしたが、いざ、製作してみると、ピンの純正グリップを使用すると、長さが短くなり過ぎるため、５０gのツアーベルベットラバー３６０で完成とさせていただきました。
 
完成スペックは、３Wが、４２．７５インチ、バランスＤ－１、３３０ｇ。５Wが、４１．８７５インチ、バランスＤ－１、総重量３４２ｇでした。
３ｗと５ｗの長さの差は、7/８インチ、５ｗと９ｗの長さの差は、５/８インチ。
重さは、３Wと５Wの差が、１２g。５Wと９Wの差が８gとなりました。
 
打っていただき、ＰＩＮＧの９Wと振り感があまりに違った場合は、４６ｇのＰＩＮＧの純正グリップに変え、ヘッドのウエイトを変更して、調整するか？
ＰＩＮＧの９Wのグリップを５０ｇの物に変更して、軽くなったバランスは、鉛をヘッドに貼って、バランスを揃えるか？のどちらかかで対応する予定で、完成させました。
 
グリップを変えてスペックを変更した場合の想定スペックは、長さは４２．５インチ、バランスD－１、３２６g（ウエイト変えずに、長さを短くして４６gのグリップに変更）
５Wは、４１．８７５インチバランスD－１、総重量３３４g（長さ変えずにウエイトを変更して、４６ｇのグリップにする。ウエイトを４g軽く、グリップも４グラム軽くの想定）
その場合、長さの差はどちらも5/8インチと同じですが、３Wと５Wの重量差は８g。５ｗと９Wの差は１６gとなります。
この案だと、長さは揃ったが、重量差が逆転となります。
 
こういった場合、クラブ重量が重めの方が結果が良いことが多いので、重めのグリップで製作させていただきました。
 
 
少しマニアックな事を記載しましたが、ヘッドやシャフト、グリップとブランドにより、長さを合わせると重量が揃わない。重量を揃えると長さの差が揃わないという事が多々あります。
 
そういった場合、優先すべき事を伺い、バランス重視なのか？、長さなのか？重量なのか？を伺い製作してます。
今回は、結構悩ましい作業でした。
打ちやすく、仕上がっていれば良いのですが・・・。



※下記サイトでもブログしてます。写真点数が多いので、覗いてみてください！
 https://ameblo.jp/targetgolf-72/entry-12819513497.html
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