ターゲットゴルフ | 日記 | 藤枝ゴルフ工房！生涯スチール！ZELOS(ゼロス）7+ウイルソン　STAFF ツアーブレード！リシャフト！ターゲットゴルフ！

今年の全米オープンで優勝したゲーリー・ウッドランドがウイルソンの契約プロだったことで、ウイルソンが、少し話題になりましたね。
その、ゲーリー・ウッドランドが使用していたアイアン　ウイルソン  ＳＴＡＦＦ MODEL BLADE (モデルブレード）の元祖に近いアイアンをリシャフトさせていただきました。
 
常連のS様より、以前から、ウイルソンのフラットバックのアイアンをリシャフトしたいと相談を受けてました。
正直、何年前のモデルか不明ですが、ネックまで貫通させた、ボアスルーの元祖だったと記憶してます。
ウイルソンＳＴＡＦＦ　ＴＯＵＲ　BLADE　２番～ＰＷまでの９本です。
クラシカルな形状の、フラットバック。カッコ良いです。
純正の、ダイナミックゴールドのＲ４００では、重量が重く、たまに練習場に持っていくだけの状態で、ラウンドでの使用は何年もしていないとの事でした。
形状と打感、フィーリングが好きなので何とか使える状態にしたいと、リシャフトを決断していただきました。
チョイスしていただいたシャフトは、ゼロス７のＳです。
 
古いモデルのアイアンに、ゼロスのシャフト交換は初めてでしたので不安がありました。
さらに、２番アイアンには、２番アイアン用のシャフト設定がないので、ゼロス７のハイブリッドを装着しました。
 
バラしてみると、ヘッドの重量は、最近のアイアンに比べるとバラバラで、尚且つ、どうしても鉛を入れなければならない状態でした。
鉛をいれないと、長すぎてミート率が落ちると思われるし、入れ過ぎる、違和感たっぷりのクラブになりそうで不安がありました。
仮組を繰り返し、最善を探しました。仕上がりは、５番アイアンで、３８．５インチと、最近のアイアンより半インチ長めで、バランスはＤ－０で組み上げました。
鉛を入れた最高の重量は７．５ｇ、入れない番手は０ｇ、通常は、入れるにしても同量に近い鉛にしていきたい所ですが、今回はどうしようもありませんでした。
ロフトは、ＰＷで、４９°と最近では、超寝ている状態ですが、ＡＷだと考え、ライ角は６３．５度で合わせました。
ロフトは、設計通りで、ライ角のみ最近のアイアンと同様の使用です！
 
少し不安の残る納品でしたが、結果は、成功だったようです。距離、方向、高さを含め満足していただいたようで、かなり打ちやすくなった、次のラウンドで使ってみると、連絡いただきました。
 
Ｓ様、ラウンド後の感想、またお聞かせください。
 
最新のクラブもいいですが、古くても気に入った道具でプレーしたい。
それもゴルフの一面で、楽しい選択だと思います。
使いたいクラブを使えるようにする。結構大変でした。
今回のリシャフトは、楽しかったと言うより、疲れました。
 
 
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